オンラインブラックジャック: 無料ゲームで練習！

基本的な構成

ブラックジャックでは、スタンダードな52枚のブラックジャックトランプカードによって構成されるデッキを使います。デッキは「シュー」と呼ばれるケースに配置し、ディーラーはこのシューからカードを配ります。使用されるデッキの数は1つの場合もあれば、複数の場合もあります。

各カードの点数ですが、数字カードはカードの数字をそのまま使用します。絵札のカードJ、Q、Kはいずれも10点として計算します。A（エース）は1点として計算することも、11点として計算することもできます。

最初のハンド

一般的なブラックジャックルールではゲームの開始時点で、各プレイヤーに対して2枚のカードが表向きで配られます。ディーラーにも2枚のカードが配られますが、通常、1枚は表向き、もう1枚は裏向きです。

ブラックジャックの確認

カードが全参加者に配られたら、プレイヤーのハンドがカードの合計点が21点ぴったりとなる「ブラックジャック」かどうかを確認します。

11点を持つAと10点を持つ絵札または10のカードによってハンドが構成されている場合にブラックジャックとなります。

ブラックジャックが出てディーラーに勝つと、3:2のオッズで配当金を獲得できます。

さて、ディーラーの表向きのカードがA（11点）またはその他の絵柄カード（10点）の場合、ディーラーにもブラックジャックが完成している可能性があります。そこで、ディーラーは自分の裏向きのカードを見てブラックジャックかどうかを確認します。

ディーラーもブラックジャックを出した場合は引き分け（プッシュ）となり、賭け金が戻ってきます。

なお、ディーラーの表向きのカードがAの場合、プレイヤーはディーラーがブラックジャックを出す可能性に備えて、インシュランス（保険）を使うことができます。

最初の賭け金の半額をインシュランス料として支払えば、ディーラーがブラックジャックを出した場合でもお金を失わずにすみます。たとえば、最初の賭け金額が1,000円の場合、インシュランスは500円となります。

ディーラーがブラックジャックを出してプレイヤーが勝負に負けた場合、インシュランスに賭けた金額の2倍が戻ってきます。500円をインシュランスとして払った場合は1,000円です。これは最初の賭け金と同じ額なので、結果的には負け分が相殺される形となります。

ですが、ディーラーがブラックジャックを出さなかった場合はインシュランス料が没収されてしまいます。また、「ディーラーがブラックジャックを出さない確率」のほうが高く、インシュランスは損する結果につながることがより頻繁にあるので、使用は避けたほうが得策です。

ブラックジャックが出なかった場合の展開

プレイヤーにもディーラーにもブラックジャックが出なかった場合、次の展開に移ります。

プレイヤーには基本的に2つの選択肢が与えられます。追加のカードをもらう選択肢の「ヒット」か、カードをもらわず自分のハンドを確定する選択肢の「スタンド」です。ハンドの合計値が21点を超えると、自動的に負け（バースト）となるので注意しましょう。

基本的な選択肢に加えて、プレイヤーにはいくつか特殊な選択肢も与えられています。

まずは「ダブルダウン」。これは、最初のカード2枚を確認した後のタイミングで「追加のカードを1枚だけヒットして、その後はスタンドする」と宣言し、元々の賭け金を倍額にすることを意味します。勝てるという確信がある場合に使える戦法です。

次は「スプリット」。ハンドが同じ得点のカード2枚で構成されている場合（たとえばカードAが「4」で、カードBも「4」の場合）、ハンドをスプリット（2分割）して2つのハンドを同時にプレイすることを選べます。スプリットすると、それぞれのカードに対して追加カードが1枚ずつ配られます。なお、賭け金も2倍となるので気をつけてください。

最後に「サレンダー」。自分のハンドの出来があまりにも悪い場合は、賭け金の半額を放棄することで、ブラックジャックゲームから降参することができます。確率的にはあまり良い戦法ではないので、使用は控えたほうがいいでしょう。

なお、複数のプレイヤーが参加している場合、時計回りで右側のプレイヤーから順番にターンが回っていきます。